2014.04.23更新

こんにちは院長の鈴木です。

4月20日品川で行われた
【NobelGuide Planning教室 合同カンファレンス】に
鈴木、吉田、荻野の3名で出席しましたのでご報告します。



NobelGuide(ノーベルガイド)とはインプラント治療のイミュレーションや手術方法を
CTデータを元にコンピュータ上で計画し

実際の手術でお口の中に再現する治療技術です

詳しくはこちら:【コンピュータガイド手術による安全なインプラント治療】


このコンピュータ上での治療計画こそが
その後のインプラント治療や治療後の経過に大きく影響を与えます。

そのため、外部の先生たちと意見を交流し
日々、研鑽を積むことが大切な分野です。

私は毎月、ノーベルバイオケア本社に伺い
著名な先生方とインプラントの治療計画(プランニング)に関して
症例検討を行っています。

関連記事:【プランニングセミナーでの症例検討】

今回は日本全国からプランニングセミナーの講師の先生をお招きして
様々な症例を供覧していただき
その治療に関しての意見交換を行いました。

各先生方の考え方もとても参考になり
今後の治療にも活かせるヒントが多く得られたセミナーとなりました。


鈴木




投稿者: 鈴木歯科医院

2013.11.13更新


こんにちは、院長の鈴木です。

2週に渡って講演会実習セミナーに参加してまいりましたのでご報告いたします。

内容は以前ご紹介した次世代の骨切削機器、バリオサージに関してです。
私と勤務医の吉田、荻野の3名のドクターで参加しました。

バリオサージはインプラント治療などに際して
超音波振動によって骨を削る機械ですが
身体へのダメージが少なくでき、治癒も早くできるため
現在、最も注目されている治療機器の一つです。

詳しくはこちら→【新しい器材のご紹介(バリオサージ)】






【10/27 講演会:インプラント治療の長期安定性を考察する】

1つ目の講演会では実際にバリオサージを
日常の治療で活用されている大学病院の教授や
著名な先生方による症例を供覧していただきました。


【11/3 実習セミナー:バリオサージアドバンスドコース】

当院の希望で著名な先生をお招きして
バリオサージの実習セミナーを行っていただきました。

実際にブタの骨を使って、さまざまな削り方や
手術法を実践トレーニングしました。



アドバンスドコースの修了証もいただきました。




投稿者: 鈴木歯科医院

2013.10.17更新

鈴木歯科医院で導入した
新しい機材や、材料をご紹介いたします。


【口腔内吸引器 ZOO ズー】

 

治療中にお口の中に挿入することで、お口を開けた状態を保ちながら
歯の周りの水分を吸引し、乾燥・防湿の状態を維持できる器具です。

歯科の治療には唾液に触れてしまうとうまくいかない治療が多くあります。

例えば、知覚過敏の処置のために歯の表面に薬剤や樹脂を付けるときや
歯にセラミックなどを接着するとき、または根の治療をするときなど
あらゆる場面で乾燥・防湿の状態に保つことが必要になってきます。

そんな時に役立つのがこのZOOです。
ZOOのチューブには多くの穴が開いていて、そこから常に水や唾液を吸い続けてくれるため
効率よく確実に治療を行うことが出来ます。

また、ZOOを装着することで自然と口が開くため
長時間口を開けているのが苦手な方でも楽に治療が受けられます。


【レジン系接着剤 ユニセム】



接着力が非常に高いセメント(接着剤)です。

ユニセムは透明感がある接着剤のため、セラミックの色合いを邪魔することがありません。
セラミックをつけた後も自然な色味を出すことが可能なので
セラミックの接着には非常に適した接着剤と言えるでしょう。

また、歯と補綴物の間にできるすき間に空気が入らないよう工夫されているため
虫歯の再発も減らすことが出来、歯を長持ちさせることが出来ます。
さらに、術後の痛みの発生率が低いという嬉しい統計も出ています。



【根管長測定器 Root ZX】



根管治療(歯の中の神経の治療)の時に歯根の長さを正確に測るための機器です。
以前から同様の機器を使用していましたが
今回、コンパクトになり精度が増したものにバージョンアップしました。

根管治療は歯科治療の中で大きな割合を占めています。
これは神経を取り除いた根の中に細菌や汚れが残ってしまった場合に
根の先端に膿がたまったりして再治療が必要になることがしばしばあるためです。

再発を防ぐためには歯根の長さをしっかりと把握して
根の先端まで感染した汚れを徹底的に除去し洗浄することが必要になります。

そのため、このような機器を使用して治療する根の長さを正確に測ることが大事なのです。

根管長測定器は患者さんの頬に金具を引っかけて治療するだけで
痛みもなく簡単に測定できるため、現在の根管治療には必須アイテムといえます。

また、根の長さが把握できていれば患者さんの治療時間を短縮し
確実な治療を行うことが出来ます。

投稿者: 鈴木歯科医院

2013.10.16更新

この度、新しい医療機材を導入いたしましたのでご紹介いたします。

バリオサージメディフュージという2つの機材です。

これらを用いることでインプラント治療が今まで以上に安全に行え
また、治癒期間も短縮させることが出来るようになります。


【バリオサージ】



バリオサージは超音波振動によって骨を削ることが出来る外科用の機器です。
主にインプラント治療で骨を削るときや、抜歯の後の骨の表面をきれいにするときに用います。

バリオサージは骨の細胞にダメージを与えずに骨を削ることが出来るため
従来の方法に比べて、術後の回復が早く身体に優しい治療を行えるようになります

インプラント手術後の出血や、腫れ、痛みがかなり軽減されるため
患者さんにとっての大きなメリットがあります。

また、抜歯の時に骨造成法と併用することで、その後の治りが劇的に早くなります。
今まで3、4日間腫れてしまうような状態の抜歯も1、2日くらいの腫れで済み
傷口の治りがとても早く、きれいになります。

そのため抜歯をしてからインプラントを行ったり
義歯を作ったりするまでの期間が短くなるのです。
歯がない不自由な期間が短くなるのは大きなメリットになるでしょう。

以前から使っていたピエゾサージェリーという同様の超音波機器と
今回導入したバリオサージの2台を併用する事で
頻繁に使えるようになり効果的な治療ができるようになりました。


〈以前から使用しているピエゾサージェリー〉




【メディフゥージ】




治療前に患者さん自身の血液を採取させていただき
その血液中にある成長因子と呼ばれる成分をインプラントなどの
外科治療に役立てるための機器がメディフゥージです。

採血した血液をこのメディフゥージによって遠心分離させることで
成長因子が凝縮した液体や膜状のものを作ることが出来るのです。

この成長因子と呼ばれる成分を抜歯した後の傷口に填入したり
膜状のもので傷口の表面を覆ったりして使用します。

今まではこれらの代わりとなる人工的な薬剤や膜を使用していましたが
成長因子を用いた治療の方が圧倒的に早く治癒し、傷口も奇麗に治ります。

また、痛みや腫れも軽減する効果があります。

さらに、自身の血液を使用するため人工材料を使う不安もなく
安全な治療を行うことも出来るため、とても注目されている治療方法なのです。

論文や講演会等でその成果がはっきりしてきましたので
この度当院で導入することとなりました。


これらふたつの機器はいずれも患者さんの痛みや腫れの軽減、
さらに治療期間の短縮に役立つものす。
今後これらの機器を使うことにより、患者さんが治療を快適に受けられ
痛みも少なく出来るよう頑張って行きたいと思っています。


鈴木 久史

投稿者: 鈴木歯科医院

2013.09.26更新

セミナー、勉強会参加のご報告

当院では「最新最善の治療を提供する」というコンセプトを掲げ
各ドクター、スタッフが日々研鑽を積み
最新の歯科医療を積極的に学ぶよう心がけています。

同日に複数のセミナーが開催される場合もあり
全てに参加するまでには至っておりませんが
各スタッフが手分けをして参加しております。

平日の夜に行われるセミナーにも診療時間を割かせていただき
参加しておりますので、この場を持って報告いたします。

【2012年度参加セミナー】

<ノーベルバイオケア社主催 インプラントプランニングセミナー>
毎月1回(平日夜)
6/27 7/18 8/29 9/26 10/31 11/28 12/19 1/23 2/27 3/27 4/17 5/22 

<東京SJCD第一回例会>
5/27

<ノーベルバイオケア社主催 インプラントシンポジウム>
7/16

<東京デンタルショー>
9/16.17   

<デンタルコンセプト21例会>
11/3.4

<東京SJCD第二回例会>
11/11 3/3

<ノーベルバイオケア社主催 インプラントCADCAMセミナー>
11/24.25

<ストローマン社主催 ボーンレベルインプラントセミナー>
3/2

<東京SJCD第三回例会>
3/3

<東京医科歯科大学主催 インプラントおよび天然歯の審美修復セミナー>
3/30.31

<ノーベルバイオケア社主催 ノーベルリプレイスC.Cセミナー>
5/30(平日夜)

当院ではスタッフがセミナーや勉強会に出席すると、翌日にレポートとしてまとめ、全体ミーティングにて報告することとなっています。
有益な治療方法を積極的に取り入れるようにし、導入する機材や薬剤に関しては責任者を決めて管理しています。また、新たに導入する治療方法に関してはドクターだけではなくスタッフも理解を深め、診療がスムーズに行われるよう取り組んでいます。

昨年度は、延べ22回の外部セミナーを受講しました。
そのうちデンタルショーはスタッフ全員参加し、インプラントシンポジウムやデンタルコンセプト21、SJCDなどの例会には担当者数人での参加となりました。


今年度に入ってからは、
<ノーベルバイオケア社主催 インプラントプランニングセミナー>
6/26 7/17 8/28 (平日夜)

<ノーベルバイオケア社主催 インプラントセミナー>
6/1(土曜夜)

<東京SJCD第一回例会>
6/2

<ノーベルバイオケア社主催 ノーベルクリニシャンセミナー>
6/19(平日夜)

<ノーベルバイオケア社主催 マイナーグラフト(骨造成)セミナー>
7/28

東京デンタルショー
9/14.15

患者さんにより良い診療を提供するため、特に今年は新しい機器、治療法を多く導入しました。
また、その詳細をご紹介したいと思います。
今後も多くのセミナーに積極的に参加予定です。当院からの発表の機会も増えそうですので引き続き努力していきたいと思います。


鈴木 久史

投稿者: 鈴木歯科医院

2013.08.02更新

7/28(日)品川で行われたセミナーに鈴木と吉田が参加しました。

大手インプラントメーカーのノーベルバイオケアが主催するもので
テーマは『マイナーグラフト』というものでした。





マイナーグラフトとはインプラントを埋入するにあたって、あごの骨の量が足りない場合に
別の部分のあごの骨や人工的な材料によって骨の造成を図る処置のことです。

この骨造成処置を行うことで

骨の量が足りずインプラントを諦めなければならない場合にも
インプラント治療が可能になります。

また、抜歯後に骨が再生するまで
長期間待つ必要がなくなったり

より、理想的な位置にインプラントを
入れられるようになったりします。

現在のインプラント治療では必要不可欠な処置であり
その、最先端の治療法を学んできました。


超音波骨削機器による骨面の清掃
患者さん自身の血液から採取するフィブリンゲルを用いた再生療法
最新の骨補填材など、大きな収穫があったセミナーでした。

これからも安全なインプラント治療を行うため
より良いの治療法をご提供していきたいと思います。


鈴木

投稿者: 鈴木歯科医院

2012.10.12更新

こんにちは院長の鈴木です。

今日は最先端の歯科治療で必須とされる
マイクロスコープをご紹介したいと思います。

マイクロスコープとは日本語で顕微鏡のこと
みなさんも学生の頃に理科の実験などで
覗いたことがあると思います。


歯科治療では狭いお口の中で細かい処置を行うため
歯や歯茎、お口の中に入れる修復物などを
大きく拡大して精密な治療ができるようにしているのです。


歯科用のマイクロスコープはこういったものです




まだ、歯科医院では見慣れないものかもしれませんが
当院では2台のマイクロスコープを導入して
日々の診療に役立てています。


では、マイクロスコープでお口の中を覗いてみると
どのような世界が広がっているのでしょうか?





これは歯の神経の治療をしているところです。

本来、とても細い神経が走っていた歯根の管ですが
こんなに大きく拡大して治療することが可能なのです。
以前は手探りで治療していた神経の治療も
根の中を見ながら行うことで確実にきれいに出来るようになりました。


当院では各ドクターがゴーグルタイプの拡大鏡を所有していますが
拡大鏡の倍率は3倍程度です。

一方、マイクロスコープは2~30倍もの拡大像を見ることができます。
裸眼では見えなかったものが見えるようになるのですから
治療の内容や精度は遥かに違ってきますね。



私の場合、1日の治療のほとんどの治療で
マイクロスコープを活用しています。

痛みの原因を究明する診査、診断にも役立ちますし
歯の神経の治療においては根の中がはっきり見えるので
効率よく確実な治療が出来ます。

日本でのマイクロスコープの普及率はまだ少ないですが
アメリカの歯内療法専門医(根の治療の専門医)では
マイクロスコープによる根の治療がスタンダードになっています。

それ以外にも歯を削る時や樹脂を詰める時
セラミックの歯を接着したり、噛み合わせを確認したりする時
さらには歯茎の移植手術や、インプラント前の骨を作るような
複雑な処置にも活用しています。


今後もマイクロスコープで見える世界を
皆さんにご紹介していきたいと思います!


鈴木 久史

投稿者: 鈴木歯科医院

2012.03.28更新


こんにちは院長の鈴木です。

今日は審美治療に関係があるお話をしようと思いますが

その前に、歯科医院では歯を番号で呼ぶことをご存知でしょうか?
もしかしたら治療中に『右上の6番が...』といった言葉を
聞いたことがある方もいるんじゃないでしょうか?

歯の呼び方は様々ありますが
私たちが日ごろの診療で用いているのは下図のような呼び方です。






真ん中の前歯(1番)から後ろにいくにしたがって数字が大きくなります
右上の6番とは右上の第一大臼歯のことになりますね。
ちなみに8番は親知らずです。

このように簡略化して呼んでいるのですが
審美治療でもっとも重要になってくるのが上顎の左右1番なのです。

タイトルにもある『1、1』とはこの上顎左右1番1番のことを
さらに簡略化して呼んだものです。


上顎の前歯はその人の口元を印象づける大切な役割があります。

歯の形や色調はもちろんのこと
歯の傾き具合や表面の凹凸、隣の歯との位置関係、下の歯との重なり方
そして笑った時の唇のラインからの見え方など
さまざまな要因が関係してくるのです。

角張った大きな前歯は男性的に見えたり
丸みのある前歯は女性的に見えたりします。
また、気が強そうな性格に思えたり
繊細そうな性格に思えたり...。
その方の印象を決めてしまうことも有ります。






だから、我々が前歯の治療を行うときには
1人1人に合った色や形など細かいところまでこだわる必要があるのです。

セラミックの審美治療はもちろんのこと
治療途中の仮歯の形にもこだわっています。


【関連記事:仮歯へのこだわり】


また入れ歯の人工歯でも歯のバリエーションはたくさんあります。
金属床義歯やノンクラスプデンチャーなどの保険外の義歯は
人工歯も幅広く選べるので、その方の性別や年齢、顔貌などに合わせた
自然で綺麗に見える歯を選択することができるのです。


鈴木 久史

投稿者: 鈴木歯科医院

2012.03.08更新

こんにちは院長の鈴木です。

今日は先日参加した
インプラントのプランニングセミナー』
ご報告をしたいと思います。

まずプランニングセミナーについてお話ししましょう。

インプラントの治療計画を立てるときに重要になってくるのが
インプラントのポジショニングです。

つまり、どのようなインプラントをどういった位置に
どの角度で、どの深さまで埋入するのかといった
インプラントの埋入位置のシミュレーションです。



【関連記事:CT検査の3Dシミュレーション】



しかし、インプラントの埋入位置の設定は
歯科医師によって十人十色
当然、微妙な差が生じますし
歯科医師の考え方によっても異なります。


本来、インプラントのポジショニングというものは
歯科医師1人で決定するよりも
多数の歯科医師が客観的に検討するほうが
理想的な埋入位置が設定できると言えるでしょう。


今回参加したプランニングセミナーが
まさにそういったインプラントの症例検討会なのです。
日々インプラント治療をされている先生方が
インプラントのポジショニング設計を発表し
大勢の歯科医師で意見を交換しています。


私は毎月必ずプランニングセミナーに出席しています。
そして、難しい症例がある場合は
自分の治療計画案を発表し
多くの先生方の意見をいただくようにしているのです。







それでは、今回のプランニングセミナーのご報告をいたします。

今回のプランニングセミナーは普段より大きな会場であったのにも関わらず
多くの出席者でいっぱいになっていました。

職種も歯科医師ばかりでなく、歯科技工士や歯科関係者もいらっしゃっていたそうです。

今回、私が発表した症例は難しいサイナスリフトを予定している症例でした。

サイナスリフトとは上顎の奥歯にインプラントを埋入したいときに
骨の量が足りない場合の骨の造成手術のことです。
上顎の骨の裏側には上顎洞という副鼻腔(空洞)が広がっていますが
その空間を利用して骨の造成を図る難易度の高い手術法です。


今回は想定しているインプラントの先端部分に上顎洞の斜面が位置し
さらに、すぐ近くを動脈が通っているという難しい症例で
サイナスリフトを行うのと同時にインプラントの埋入も予定しています。


骨質、動脈の位置、当該部分の上顎洞の形を検討した結果
ピエゾサージェリーという骨を削るための最新の器械を使用し
バーティカルアプローチという手法でサイナスリフトを行うことにしました。
もちろん確実性を高めるためにサージカルガイドを使用します。




【ピエゾサージェリー】


やはりプランニングセミナーは他の先生からの
手術での注意点やアドバイスを頂くことができるので
たいへん有意義な時間でした。


みなさんには聞きなれない言葉ばかりで難しいかもしれませんが
インプラントの計画において大事なことは以下の2点だと思います。

・術前のCTデータ上での治療計画において
骨や歯肉の状態の変化や上に入れる補綴物の審美性などをしっかりと考慮すること

予想されるさまざまな可能性を検討しながら
練に練った治療計画が必要です。

・そして、そのシミュレーションを正確に手術に反映させるための
精度の高いガイデッドサージェリーを行うこと

今後、安全で正確なインプラント手術には
このガイド手術が必要不可欠になってくるでしょう。





『ガイデッドサージェリー(Guided Surgery)は
無切開無痛手術 ( フラップレス術式 )を安全に行うための手術法』
と捉えている先生方も多いようですが
そういった面だけでなく、より正確な埋入手術を行うための
ドリルガイド、埋入ガイドとしての使い方が
これからのより高度で精密な手術においては必要とされるのかもしれません。


過去1年間に当院で行われたインプラント手術のうち
76%の症例でガイデッドサージェリーが行われました。

【関連記事:安全で確実なインプラントのガイド手術】

鈴木 久史

投稿者: 鈴木歯科医院

2012.02.22更新

こんにちは院長の鈴木です。

今日は歯の治療途中に使っていただく
仮歯についてお話したいと思います。

仮歯というと皆さんご承知の通り
歯を削ったりした場合に本物の修復物が入るまで
代わりに使っていただくプラスチックの歯のことです。

虫歯を削って、型取りをして本物の歯が入るまでの間
そのままでは汚れがついてしまいますよね。

また、ブリッジや被せものなどでは
歯の形が削って小さくなっているので
見栄えも良くないし、喋ったり食べたり出来ません。


そして前回お話をした審美治療にかかせない
『パピーラ』の形を整えるためにも
この仮歯がとても重要になってくるのです。


関連記事:【パピーラのお話】


だから『仮』とは言っても、仮歯はとても大事なものなのです。
当院ではこの仮歯にもこだわって治療を行うことで
その後の本物の歯も良好に使っていただけると考えています。


仮歯といっても材料や使い方が様々あります。
審美治療のセラミックマイスターコースで使っている仮歯は
型取りした歯の模型から仮歯の形を作り
24時間以上かけてお湯の中で固めて作製します。


歯の形態や長さ、歯茎のラインとの相性など
細部にまでこだわって仮歯を修正していきます。
細かい作業が必要になるため、時に顕微鏡も使うこともあります。


この写真はどの歯が仮歯かわかりますか?





実は前歯6本すべて仮歯なんです。

プラスチックなので透明感はありませんが
形態や色調は本物の歯のようですよね。

そのため患者さんには
『仮歯のままでいいよ』と言われることもしばしばあります(笑)


保険診療では材料や時間に制限があるため
ここまでのことはできませんが
自費診療の場合は仮歯にもとことんこだわって
患者さんにも満足していただいています。


もちろん仮歯の段階では思うように
咬むことができないので注意が必要です。
プラスチックのオモチャの包丁が切れないように
仮歯では噛み切ることは難しいです。
また、硬いもの、粘着性のある食べ物を食べると
割れたり外れたりすることもあります。

ただ、仮歯の材料は足すことも、削ることもできるため
形態の修正が簡単にできます。
患者さんに実際に使っていただきながら
ご希望を聞いて形態の微調整をしていくのです。

『もう少し歯を短くしたい』
『舌のさわり心地がきになる』
など
ご希望を言ってくださる方も沢山いらっしゃいます。

そうして患者さんの希望に沿った形に仮歯を調整し
それを本物の歯に反映させて作製していきます。

納得いく歯が入った時の患者さんのお顔はとても嬉しそうで
それは治療に携わった者として最高の瞬間です。



鈴木 久史

投稿者: 鈴木歯科医院

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